救急救命士になるには
救急救命士は救急車の中などで救命処置を行います。
医師と連絡をとりながら、心肺停止状態になったなど重症患者に対する救急処置を救急車の中などで行います。
平成3年の『救急救命士法』によって救急隊員が行えるようになりました。それまでは医師でなければ処置を行うことは出来ませんでした。
『救急救命士』になるにはどうしたらいいのでしょう。
救急救命士になるためには、厚生労働大臣が認定する国家資格に合格しなければいけません。
受験資格は
①高卒以上で、救急救命士養成所や学校などで救急救命士として2年以上、必要な知識や 技術を習得したもの。
②救急業務に関する講習(消防法に規定する)の過程を修了し、5年以上、または200 0時間以上救急業務に1年以上、救急救命士として必要な知識や技術を習得したもの。(現職の救急隊員の場合は6ヶ月)
となっています。
勤務地は、事故現場や、病院、消防署です。
この救急救命士にむいているのは
◎やろうと決めたらすぐに行動に移せるひと。
◎デスクまわりの小物、勉強道具や本の整理整頓が完璧なひと。
◎面倒見のいい、世話好きなひと。
◎いざというとき、何事にも臨機応変に対処できるひと。
毎日の生活の中で急に倒れたり、突然のケガなど『もしも』のときに救急車がかけつけてくれます。とても頼りになりますよね。できることなら、お世話になることなく過ごしたいものですが。
最近では緊急ではないのにタクシー代わりとして救急車を呼ぶなどモラルが問われています。
救急救命士とは?
救急救命士と言えば、救急車で救急患者に対して、病院に到着するまでの間に、医師による具体的な指示をもとにして、救急救命処置を行うことができる資格。
アメリカなどにあるの「パラメディック制度」を手本としていて、「病院前救護」として位置付けられているのです。
ちなみに救急救命士が活動できる為の構造を備えた「救急車」のことを、「高規格救急車」というのだそうです。
医療のイメージなので医者なのかな?という印象を受けるかと思いますが、救急隊はあくまでも消防が運用しているため、救急隊員は組織的に搬送先の病院とは連携していないのです。
また長い間、救急隊員は搬送するだけで、ほとんど医療行為が認められてはいない状態でした。
ですがそれも1991年4月23日に、病院へ到着する前に行なう救急医療の質を向上させる為、救急救命士法というものが成立し、同じ年の8月15日に施行され始めました。そして、全国の自治体の消防機関に配置されている救急隊に、最低1名を常時乗車できることを目標に整備されているのです。
救急活動を行なう上で、救急救命士を含めている救急隊員が、医学的な質を保障するため、それぞれの地域の医療圏ごとに、メディカルコントロール体制というものを確立することを前提とし、整備が進められているのです。
救急救命処置においては特に、心肺停止状態の傷害者に行なえる処置として、静脈路確保や気道確保などのような、特定器具を用いたものがあります。また、認定を受けている救急救命士だけが行なえる処置として、2004年7月に気管挿管、2006年4月にアドレナリンの投与をすることが可能となったのです。
実は医者が乗っているのではなく、こういった資格の元に救急隊員の存在があったのですね。